悪臭分子はプラス(+)か、マイナス(-)のどちらかのイオンをもっています。EPDは悪臭のイオンと反対のイオンをもつ吸着材(消臭剤)です。磁石のプラス極とマイナス極がくっつくように悪臭分子はEPDに引き寄せられます。引き寄せられ吸着した瞬間に分子組成が変わり悪臭は無臭になります。いったん吸着された悪臭はこのままでは元には戻りません。(吸着イメージ図)
EPD消臭再生布の分子が悪臭分子で埋め尽くされると消臭効果を失います。その時は酸性の水溶液を使って消臭効果を元に戻すことができます。水にお酢又はクエン酸を3〜4%入れ、消臭再生布を浸すと悪臭分子は外れて消臭効果は元に戻ります。
臭いの分子は繊維に吸着され外に出ません。水の分子は蒸発して外に出ます。臭いの分子でいっぱいになると消臭効果はなくなりますが、お酢かクエン酸を使って再生洗いすると消臭効果は元に戻ります。